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エルドアン、NATOを巻き込む絶妙な一手

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皆様、おはようございます!

最近、この関連記事ばかりですが、再び動きがあったので今日も引き続きクルド人組織の記事です。http://aa.com.tr/en/europe/turkeys-erdogan-nato-chief-discuss-syria-over-phone/1032843

まず、この問題を簡単におさらいすると、イスラム国が出てきてイラクから米軍撤退をさせたオバマ政権はPKK(過激派クルド人組織とされている集団)を使ってイスラム国にぶつけます。(正に毒を持って毒を制す作戦)その時、武器の供与や訓練も米国が行いました。現在、イスラム国は壊滅状態に追い込まれましたが、シリアの北東部の広範囲をこの組織が支配しております。アサド、プーチン、エルドアンはこの組織がここに根付くことはこの地域にアメリカの介入を強めることと同じであり警戒を強めています。そこでエルドアンが打った手がNATOを巻き込むことです。トルコはNATO加盟国でありイスラム国が台頭するまでPKKは30年に渡って共通の敵である認識でした。トルコは、近隣国で力による変更を許さないし、明らかにトルコの脅威であり壊滅させると言い切っております。そして、その行動にNATOも加わるべきだと言ったのです。NATOには米国も加わっており、NATOで一定の協力する結論が出れば米軍も無視することは難しい?はずです。この件、背景にある思惑はともかく言っていることはエルドアンに正義があるように見えます。そして、ロシアのクリミア半島問題があるが故に、NATOも拒否することは明らかなダブルスタンダードになるので、失礼かも知れませんが、エルドアンらしからぬ絶妙な一手だと思います。(裏にプーチン居そうだけど・・・)

国際政治の舞台はパワーで決まる部分もあるので必ずしもいい方向にいく保障はありませんが、今後も行方を注目したいです。さて、これらのニュースにスポットが当たる中、ドルリラは3.8付近、リラ円は29円前半での推移となっています。今日は、日足一目均衡表雲の下限が28.900付近にあり、ここを守って徐々に上昇していく雲の下限に沿って上がっていけるのか?が注目ポイントです。

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