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日米首脳会談はどうなる?

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皆様、こんにちは!!

日米首脳会談が気になるところですね。モリカケ問題や文書隠蔽?疑惑(これは民主含む各政権をまたいでいるため安倍首相に直接関係あるのかは不明ですが)などで、求心力が低下している日本政府ですが、安倍首相の思惑としては良い所を見せたいところでしょう。(下手に弱腰にもなれないタイミング?)政治的にも見所のある会談であることは間違いないですね。

 

まず、圧倒的に不利な状況に見える安倍首相ですが、中国側とコンタクトを取ったりするなど対米用にカードを作っておりますが、実はもっと強いカードが一枚あるんです。TPP11です。これが、なんとか署名に漕ぎ着けた安倍政権の最強の対米カードになるだろうと思われます。

 

そしてこれは、トランプ大統領が本当にTPPに参加したいかどうかは関係なく効力を発揮するカードになっております。アメリカ大統領にはTPAと呼ばれる貿易促進権限が米議会の承認の下、与えられます。要するに、貿易に関しては期間限定で中国のように独断で決済することが可能になっているのです。だから、トランプ大統領があんなに好き勝手出来るのですね。

 

そのTPA、7月頃に期限を迎えようとしており、再びトランプ大統領にTPAが与えられるか?と言うと、事はそう単純でなさそうな状況で、共和党内からも20人以上が現在のトランプ政権のやり方に不満を持っており、このままじゃTPAが与えられなくなりそうなのです。TPA無きトランプ大統領と果たしてどこの国が交渉するのか?おそらくどこの国もしません。だって、日本と一緒でTPAの無い案件は議会を通さなきゃいけないので、各議員の思惑や主張が入り乱れる中、議会を通ることは非常に難しいのです。

 

そこでトランプ大統領が目を付けたのがTPP11と言う可能性があるわけです。TPP11に加盟する交渉をするからTPA俺にくれよ!と、反対派の共和党議員を説得しようとしている可能性があるのです。ただ、TPP11は加盟国の署名を終えており、後は各国議会の承認で発行となるわけですが、これが早いと年内と言われております。そうすると、アメリカが交渉するも何も時間が無い訳です。さすがにこの状況だと、トランプ大統領が「TPP11参加交渉するから俺に決裁権くれ」と言っても信用ならないですよね?

 

そこで登場するのがいまやTPP11の盟主であり、ゴルフ仲間のシンゾー・アベなわけです。どうですか?安倍首相なのか官僚なのか知りませんが、意外と良いカード頑張って作りましたよね!恐らく、日本に出来る事はTPP11発行の延期を関係各国にお願いすること。あとは、このカードを使ってどこまでトランプ大統領と交渉するのかはお手並み拝見!っと言うのがfenioの想像です。

 

一部報道では、アメリカが抜けたあとにTPPを推進する安倍政権を批判したりする記事などもありましたが、いずれトランプ大統領への最大のカードになると言った報道もありました。恐らく狙って作られたカードだと思います。安倍首相の政治手腕なのか官僚の巧みな知恵なのかは知りませんが、この恐ろしく長期的かつ緻密な戦略を見て、「まだ日本は大丈夫そうだな」と少し安心したfenioでした。これで全然駄目だった時には笑っちゃいますけどねw

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