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トルコリラ、売り一服も国債利回りは過去最高値付近を維持

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皆様、おはようございます!!

 

昨日のトルコリラは、トルコ中銀がホームページ上でインフレと戦う意思を表明した後に徐々に買い戻されていく展開でしたが、トルコの10年債利回りは過去最高水準で高止まりしており、トルコリラ買いは単なるポジション調整やショートカバーであるだけに過ぎないと思われます。

 

思えば過去、プラザ合意で大打撃を受けた日本経済、ポンド危機、アジア通貨危機、サブプライムローン問題やリーマンショック、ありとあらゆる問題が金融市場を襲いました。もちろん、ここにあるだけではありません。それらの危機を乗り越えてきたのは対象国の政治と中央銀行の経験と英知によるものです。デフレが厳しかった日本で言えば大規模な量的緩和、インフレが加速し通貨が危ぶまれれば金利を上げて経済の過熱を抑制など、どれも先進国が経済危機に対応すべく生み出してきた英知だと思います。

 

しかし、それらの英知と経験を馬鹿にしている人が居ます。

エルドアン大統領です。

背景は色々あると思います。しかし、確かな事実としてエルドアン大統領は過去に苦難を乗り越えてきたこの英知と経験を軽く見る発言をしているのです。誰がその国の発行する国債を持ち続けたいのでしょうか?もちろん、エルドアン大統領も一国の長であり、無策に軽視している訳ではないと思います。でも、過去の英知と経験を否定するようなやり方は投資家の信任を得られない茨の道であると思います。

 

過去の英知と経験とは違う道を進んでいるエルドアン大統領率いる現在のトルコの通貨と国債の価格が安いのか?、高いのか?は、人それぞれ過去の英知と経験に対する価値によっても左右されるかも知れませんね。

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