全ての記事

トランプ顧問弁護士の「トルコの問題は解決へ近づいている」は楽観的すぎる

投稿日:

皆様、おはようございます!

 

凄まじいトルコリラぶん投げ祭りが週末を迎えることで一旦束の間の休息に入ろうとしております。

ニューヨーク午後にトランプ大統領の顧問弁護士が「トルコの問題は解決へ近づいている」という謎の報告書を出しました。

実際どうなのか?と言うと、トルコのエルドアン大統領は「他国から経済的攻撃を受けており、これは闘争で戦争である」とし、「トルコ政府は輸出の拡大に全力で注力する事でリラを守る。国民も枕元に隠してあるドルやユーロ、そして金などをトルコリラに代える事でこの闘争に参加して欲しい。」と、1歩も引く気は伺えません。

 

この状況をどう見ると「解決へ近づいている」のかは不透明です。まぁ、北朝鮮が完全なる核放棄へ近づいていると言って退けるトランプ政権なので、同じようなニュアンスだと受け止めるべきです。

 

さぁ、こうなるとトルコの出方ですが、トルコ内では完全に米国との対決姿勢が優勢です。野党からはエルドアン大統領の対応が弱いとの突き上げが出ているほどのようです。

トルコ側が行える制裁への逆襲のカードとしては、米国空軍基地封鎖、トランプ保有のトルコ内資産凍結及び営業の禁止、ロシア軍へ基地の提供、購入予定の航空機など大型案件の停止、NATO軍へ提供している予算の削減など、正直意外とカードは多いです。

 

しかし、どれも米国との致命的な決裂を印象付ける物ばかりで米国とも戦う姿勢をアナウンスするだけのためには重すぎるカードばかりとなっております。

 

情勢はギリギリのチキンレースと言うのが1番近いのではないでしょうか?ただ、ギリギリだけに相場が急変しやすいので要注意です。

-全ての記事

Copyright© トルコリラと一喜一憂 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.