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トルコショック、トランプが着火し消すのは誰?

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皆様、おはようございます!(・∀・)

 

こんなに凄まじく動きまくっている情勢ですが、レンジが拡がらないだけで落ち着いたように見えてしまっているのはfenioだけでしょうか?( ̄▽ ̄;)

 

さて、FXのニュースなどにも配信されている記事の中で「トルコ程度の小さい国が世界を捲き込めるほどのショックなのか?」「そもそも本当にそんなショックだったらドル円もっと下がるっしょ!」的な感じだったのを見掛けました。

確かに、イスタンブール取引所に上場する全ての時価総額を合わせてもネットフリック1社よりも低い事などを考えるとそう思いたくもあります。

トルコの場合、今問題になっているのは企業の外貨建て債務です。トルコリラが下がる事によってユーロやドルで借りているお金の返済が増えることで、より企業はさっさとリラをユーロやドルに換えたがると言うことです。これがトルコリラが暴落している理由です。

この辺は前々からfenioですらもブログで指摘していたので起こるべくして起きた事なのでしょう。

過去にこれに近いことが有りました。アジア通貨経済危機ですね。あの時も今回と同じく、外貨建て債務を持った企業や外資が不動産価格を吊り上げていたアジアの国々が現在のトルコと同じようになりました。

最初はトルコのように1国から始まったのですが、それはインフルエンザのように伝染し、韓国がデフォルト寸前まで追い込まれる事態へと発展しました。

この事から、今回の事もトルコ1国だけの問題ではないと思われます。新興国に投資している投資家などは、トルコレベルの新興国投資が失敗すれば、当然その他の新興国投資を一旦引き上げたり、何らかの動きを見せるのではないでしょうか?それはアジア危機のようにある日、突然に他国に飛び火する可能性は大いに有ると思います。

 

 

アジア危機時の火付け役は当たり前?ですがアメリカ大統領ではなく、欧州のヘッジファンドと言われております。

アジア各国では大変な騒ぎになりましたが、火付け役が居ればアジア各国を救うために300億ドルを超えると言われる金額を大盤振る舞いし、韓国がデフォルトに陥らないように日米欧の民間金融機関に対し、韓国の短期債務の返済繰延交渉まで政府で行った火消し役も居ました。そう、日本です。

 

この日本政府の活躍で、アジア危機は大火事に至る直前の所で封じ込められ、2年程度で収束したとされています。

 

今回はまだ火消し役は現れておりませんが、アジアや最近怪しい雰囲気が再び漂いだしたお隣の韓国などが巻き込まれない限り日本が動くことは恐らく無いと思います。

と、なると火消し役は欧州しか居ないのではないか?って思います。実際に自国企業が巻き込まれそうなドイツ辺りが動き出せば収束は速そうですが、・・・ですね。

 

ちなみに、極々一部に「エルドアンが貿易収支黒字化させれば大丈夫っしょ!」的な楽観論を見掛けましたが、ここまで来たらもう黒字化しても遅い可能性が大です。現に、アジア危機も黒字化している国も巻き込まれています。今は国の問題よりも企業の健全性が最も重要視されている段階です。ここは勘違いしないようにしましょう。

 

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